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見星禅寺についてのご案内

 豊後の国は昔から豊後仏国と云われ、人々は大変信仰心が深く、いち早く仏教文化が花開いた所です。その中でも特に臼杵石仏は藤原、平安、鎌倉時代に渡り造営され、日本を代表する一大石仏群なのです。

 市内には大小の寺院や庵が五十有ヶ寺に及び、静かな城下町の雰囲気を一層引き立てています。

 当山の山号は成道山、寺名は見星禅寺と申します。お釈迦様は難行苦行の末、十二月一日より座禅参昧に入られ、八日の暁天、流星を見るや、我と万物すべて尊い命をさずかり生かされているのだと大悟徹底なされ、その八日の日を成道の日(道をなしとげられし日)見星悟道(星を見て悟りの道に入らしめられる)仏陀成道の縁による山号、寺名であります。

 創建は寛永十一年、時の城主、一通公が、駿府臨済宗より鉄山宗鈍禅師の法孫、一翁東二禅師を拝請され開山となります。以来三百七十年禅寺の法灯を護持し十七世今日に至ります。本尊は観世音菩薩で、寺伝によると鎌倉時代の仏師恵心僧都源信で、山岳佛教のころ鎮南山中に要福院という天台宗の寺があり、廃寺となりその秘伝をご本尊となしました。

 豊後臼杵西国第十六番の札所でもあります。境内には一言地蔵と呼ばれる隠れキリシタン時代のマリア観音(織部形蹲)があり、戦国大名大友宗麟の時代を偲ぶことができます。

 裏庭の一角に茶室があり、故人間国宝生野祥雲斎作網代張天井があり静かな私たちに一椀のお茶を喫してくれる心の場所ともなっています。

 静かな本堂で坐禅も出来、子供たちと相撲も出来、大の字で昼寝も出来るような寺院でありたい。

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